
こんにちは!クリーニング士の渡辺です!
今回はクリーニング屋さんによくある疑問の1つ「クリーニングに出すと石油臭くなってきた!」です。
本来はあってはいけない事なんですが、原因と対策方法について紹介します。
石油臭くなるのはドライクリーニングが原因です
クリーニング屋さんの洗濯方法には大きく分けて3種類あります。
その中でもドライクリーニングと言われる方法で洗う方法がありますが、
このドライクリーニングでの洗濯の時に石油臭いにおいがしてしまう原因があります。
クリーニング屋さんでよく聞くドライクリーニングって何?
このドライクリーニングは今ではほとんどのクリーニング屋さんが石油系溶剤と言うものを使っています。
この石油系溶剤で洗った後にしっかりと乾燥させずに、衣類に残っていると石油の臭いが残ってしまいます。
石油系溶剤は沸点が高めで、ある程度の温度をかけないと急速に乾燥させる事ができません。
今は12時お預かり18時お渡しと言ったサービスを行っているクリーニング屋さんも多いですが、
もちろん高温に耐える事が出来る一般的な衣類であれば不可能ではありませんが、
衣類に与えるダメージも少なくありません。
また中にはダウンの様に生地が厚くて乾燥しにくい衣類もあります。
(そもそもダウンをドライクリーニングするクリーニング屋さんは信頼出来ませんが‥)
ですのでクリーニング屋さんに出したら石油臭くなってくるのは、石油系溶剤の乾燥不足が1番の原因です。
というかその状態でお客様に渡してしまうクリーニングスタッフの問題でもあります。
クリーニングに出した衣類が石油臭かった時の対処方法
1つめは自分で対処する場合です。
ビニール袋から出して風通しのいい場所に吊るしておきましょう、大切なのは風通しのいい場所です。
締め切った部屋などに干して置いたら部屋の中が石油臭くなってしまいます。
2つめはクリーニング屋さんで再度乾燥してもらいましょう。
ダウンなどの生地が厚くて乾燥しにくい物は部屋に干しても乾燥までに1週間程度かかる場合があります。
特に着る予定が無いのであればそれでもいいかもしれませんが、着る予定があるならクリーニング屋さんにもっていって乾燥してもらいましょう。
でもそもそも石油臭い衣類を渡してしまうクリーニング屋さんにはもう出さない方が良いとは思いますが。
石油臭い時に絶対やってはいけない事
クリーニング屋さんから戻ってきた衣類が石油臭い時に絶対にやってはいけない事は「着る」事です。
石油系溶剤は皮膚に炎症を起こさせます。
赤くなったり、最悪ケロイド状になるケースも少なくありません。
もちろんそうなった場合は石油臭い衣類をお医者さんにもっていって石油系溶剤が原因だと判明すれば
クリーニング屋さんに損害賠償を請求する事が出来ます。
しかし炎症を起こした皮膚は必ず元通りになるかどうかはわかりません。
絶対に石油臭い衣類は着ないようにしてください。